ウォーキングのすすめ


        まえがき  


         ウォーキング


          ウォーキングの効果


          A 普通の速さの歩き


          B はや歩き


          C ウォーキング


            1 ウォーキングの効果


            2 歩き方


            3 ウォーキングで心にとめておきたいこと


            4 ウォーキングのコース


          D エクササイズウォーキング


           ウォーミングアップとクールダウン


            足の疲労回復








              まえがき 


       これはウォーキングの入門書の形をとっていますが私が


            ウォーキングをしてきた体験談です。


            54才のとき、会社での健康診断で高血圧の精密検査を受ける


            ようにという検査結果が帰ってきました。


            近くの内科で診察を受けました。


           「高血圧予備軍」今のままだと来年ここへくれば、薬を出すこと


            になるでしょうとの診断でした。


            先生は「酒を止めること」と「歩くこと」を指導されました。


            酒はやめられそうにないので、「歩きます」と約束して、

 

            逃げるように、診察室を後にしました。


            一年間で何とかしなければ「酒が飲めなくなる」


            これは私にとって恐ろしいことです。


            そのため、帰りに、直ぐに「歩くこと」を実行しました。


            いつも買い物をする、直ぐ近くのスーパーの駐車場を起点に


            地域を周回して約1キロのブロックを歩きました。


            初めてなので筋肉痛などを警戒して、とりあえず1回だけ。


            筋肉痛は起こらず、4日目から2回に、1週間後に3回にと


            順調にふやしました。




            そのご、ほとんど休むことなく続けています。


            「ウォーキングは私の人生を変えました。」


            ウォーキングの効果は本文に詳しく書きますが、始めてから


            3年後には思いもよらぬ『悟り』が私を訪れたのです。


            悟りがウォーキングを始めて変わり始めていた人生を決定的に


            変えてしまいました。


           「覚りに入った人」、「覚りの中にいる人」としての


            充実した、忙しい人生が始まったのです。(注1


            このような状態を昔の人は「日々是好日」といいました。


            直ぐに再開した「坐禅とサトリ」を深く観察し、本として出版し


            人びとに伝える天命を与えられたのです。


            若いときに体験できなかったほどの『青春』が始まりました。


             ※ 注1 覚りとかサトリは無視してお読みください。






                 ウォーキング


      


              1 ウォーキングの効果




               身体的な効果


            ・ 体調が整えられる。快食、快眠の効果が得られる。


            ・ 生活習慣病の効果的な対策となる。


            ・ スリムな体になる。栄養バランスを無視するような無理な


             食事制限はいりません。


            ・ 基礎体力がつき、体を動かすことが楽しくなる。




               心理的、精神的効果


            ・ 気分転換ができる。さらに続けると気分転換の上手な


             人になります。


            ・ ストレスを解消できる。続けるとストレスに強い人に


             なります。


            ・ 心理的なプレッシャーに強くなります。


            ・ あがり性が克服できる。


             みのもんたの司会するテレビ番組で知ったのですが


             上がり性を克服する方法の一つとして、「130分以上

 

             歩くこと」というのがありました。不安感を強くする


             ノルアドレナリンの発生を抑制する神経伝達物質を多く


             作り出すそうです。


            ・ 前向きで明るい、積極的な性格に変わることがあります。


             (私の体験です)


            ・ 体力面での効果が顕著になる頃には、充実感と幸福感が


             ともなう充実した日々が送れるようになります。


             この幸福感などが安定した前向きな心やプラス思考を


             生み出します。




                人生観の変化とサトリ


            ・ 私は人生観が変わりました。


            ・ ついには20022月、58才で私にとって3回目のサトリが


             訪れました。私は4年後の今もサトリの中にいます。


             このまま今の生活を維持すれば、私も、いつか、


             いつもニコニコの人になれるかもしれません。


            話をすれば、充分、説得力のある話し方ができるような。


             (これは私の”夢と希望”です。)






                  歩き方

 

            歩き方には、普通の歩き、はや歩き、形通りのウォーキング


            などありますが、いずれにしても元気に歩くことを心がけます。


           「元気に」と心で唱えながら歩いていると、心も体も元気に


            なってきます。


            最近知ったことをひとつ、背中を伸ばすことを意識して歩く


            人に背中を見られていることを意識して歩けば、カッコウの


            よい歩きができるそうです。私はさっそく取り入れました。


            カッコウよく歩くことで、姿勢もカッコウ良くなりたいから


            です。




            ウォーキングについての詳しいことは参考文献などをご参照くだ


            さい。






                ウォーキングで心にとめておきたいこと




              @ 歩き始める人へのヒント


            ・ いっしょに歩ける家族や友人がいれば始めやすい。


            ・ 親しい友人を誘ってみるのもよい方法です。


            ・ 歩き始めようとは思うけど近所の人の目が気になる場合。


             乗り物で運動公園などへ行って、始めるとわりあい簡単に


             始められます。歩く環境としても優れています。


            ・ ウォーカー仲間にあいさつすれば得します。


             コースでウォーカーに会えば、敬意を払って自分から声を


             掛けたいものです。いつも良いあいさつが返ってくるとは


             限りませんが、元気なあいさつを返してもらうとずいぶん


             励みになります。


             その様な人の多いコースは歩きが楽しい貴重なコースです。




               A ウェアー


            はじめは楽な衣服であればいいと思います。


            歩くと体温が上がり、上着を脱いで歩くこともあるので


            中に着るものを考える。


              トレーニングウェアー


            歩きが続きそうだったらスポーツ専門店でウェアーを。


            暗い時間に歩く人は「白か白に近い」ウェアーをドライバーに


            たいする心配りです。ウォーカーは公道で遊んでいるのです。




              B 帽子、タオル、手袋


            夏には帽子とタオル、冬には暖かい帽子と厚手の手袋が


            必需品です。




              C 歩く時間


            事情の許す限り明るい時間に歩く。なにかと危険です。

 

            暗い時間に歩く場合。白いウェアー、反射テープでできた


            タスキ懐中電気が必要です。


            街灯と歩道があると安心して歩けます。




              D 長時間歩く場合は水分の補給を考える。


            一度にたくさん飲むのではなく、少しづつ分けて飲む。




              E 夏に注意したいこと


            事情の許す限り、涼しい早朝歩くのがベストです。


            発刊が激しいので、水分を充分に補給すること。




              F 冬に注意したいこと


             寒さ対策につきます。帽子、ウェアー、手袋、マフラー


             など十分な準備ができれば歩けます。(南国紀州では)


             雪があったり、シバレルなどという言葉を使う地方のことは


             分かりません。室内やジムなどでのトレーニングをされている


             のかと思います。






                4 ウォーキングのコース


            ・ 見えるもの、聞こえるものが美しく楽しいコースを見つけ


              たいものです。環境の良いところではリラックスした歩きが


              できます。


            ・ 歩きやすいコースを沢山探しておきたいものです。


              コースに飽きることもあります。そのような時には積極的に


              新しいコースを探すようにします。


            ・ 脚が強くなってくれば、アップダウンの多いコースに挑戦


              しましょう。山歩きやジョギングへの道が開けます。


            ・ 木陰の多い林道や山道は森林浴をかねられて、暑い夏の取って


              おきのコースといえます。近くに駐車スペースがあれば最高です。






               5 成長した脚を楽しむ


            ・ ウォーキングの会などへ参加すれば強くなった脚を楽しめます。


            ・ たまには超長距離を歩いて可能性を試してみるのもおもしろい


             と思います。ただし街中の道でします。歩けなくなった時タクシー


             や電車、バスなどに助けてもらえるからです。自動販売機の水も


             あてにできます。またコンビニの食料品も助かります。






               D エクササイズ・ウォーキング


            ウォーキングより歩幅を広くし、より早く、精一杯


            スピード・アップしたものです。


            ・ 必ずウォーミング・アップしてから歩き出すようにします。


             コースに出てもいきなりトップ・スピードに持って行くような


             ことはしないで、体が温まるまで時間をかけます。

 

            ・ 歩くたびにタイムをとる。


             できれば途中のポイントを決めてラップもとる。


             自己新記録を意識して歩き、ジョギングを目指す。






                  ウォーミング・アップとクールダウン

 

             ウォーキング、これはもう立派なスポーツです。体の各部に


             想像以上の負担がかかります。


             ウォーミング・アップやクール・ダウンを充分行うように


             します。


             ケガをしたり、障害をおこしてしまったら、健康のための


             ウォーキングの目的に反します。


       






         





              そのご、ほとんど休むことなく続けています。


            「ウォーキングは私の人生を変えました。」


            ウォーキングの効果は本文に詳しく書きますが、始めてから


            3年後には思いもよらぬ『覚り』が私を訪れたのです。


            覚りがウォーキングを始めて変わり始めていた人生を決定的に


            変えてしまいました。


           「覚りに入った人」、「覚りの中にいる人」としての


            充実した、忙しい人生が始まったのです。


            このような状態を昔の人は「日々是好日」といいました。


            直ぐに再開した「坐禅とサトリ」を深く観察し、本として出版し


            人びとに伝える天命を与えられたのです。


            若いときに体験できなかったほどの『青春』が始まりました。